冬の快適性を実現する床暖房は、寒さを感じるセンサーのある足裏から寒さを取り除くことで、
ダイレクトな幸せを与えてくれる技術として、贅沢の極みとも言えるものでした。
昨今は、家づくりの前提である断熱性能が格段に上昇し、床暖房のあり方が改めて問われる事態となっています。
【暖まるのに時間がかかる】
「床」という断熱性能の高い物質の下からお湯で温める方式なので熱が伝わりにくい。
ある論文では、室温9℃の部屋を22℃まで温めた場合、
エアコン→35分、床暖房→2時間10分かかるといわれています。
【光熱費が高い】
パナソニックのデータでは、8畳の部屋で毎日8時間使用した1月の電気代がヒートポンプ式床暖房でも、4,700円かかるとのこと。
エアコンを8時間毎日使用した場合、3,300円だったという比較データがあります。
【導入コストが高い】
導入コストである設備費用は以下のようになります。
6~10畳の場合
エアコン 6万円~10万円
床暖房/電気式 30万円~40万円
床暖房/温水式 50万円~60万円
一般的に床暖房の家では、夏季用にエアコンを導入するので二重の出費となる。
【修理費用が高い】
床暖房(不凍液の交換メンテ) 5万円
床暖房点検 5000円
床暖房(熱源機) 20万円~30万円
【低温やけどの危険性】
赤ちゃんやお年寄りの方が床に直接触れた状態だと、
温水式床暖房で出湯部に近い所は高温となり、低温やけどや脱水症状になる危険があります。
最低でも3センチ以上の厚みのあるカーペットやラグを用いる必要があります。
快適な家を建てるなら、快適なマッハシステムをオススメします(^ ^)